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ぬか壺の特徴と楽しみ方

特集

2024年04月30日(火)

健康や美容のために、日々の食生活に発酵食品を取り入れる方が増えています。発酵食品専門店や、発酵食を提供するカフェやレストランも登場するほど。


そのような時代の流れにともなって、明山のぬか壺の人気も高まっています。


明山のぬか壺は、大きすぎず重すぎないちょうどいいサイズ感が魅力。お料理上手の方から初心者さんまで、誰でも簡単に美味しいぬか漬けを作れます。


今回は、ぬか壺の特徴や、楽しみ方をご紹介。また、製造工程についても触れながら、商品に関するさまざまな疑問にもお答えしていきます。

ぬか壺の特徴

明山のぬか壺は、通常よりきめの細かい陶土を使用して作られています。きめの細かい陶土を使い、焼成することで、塩越し*1 を防ぐことができるのです。

 

*1「塩越し」… 塩分濃度の高い内容物を入れた際、容器の表面に塩が浮き出る現象

 

 

焼き締まりがよく、水漏れしないので、ぬか漬けを作るのにも適しています。また、手触りが少しツルっとしているのも特徴です。

どうやって作っているの?

ぬか壺は、機械ろくろを用いて上下を分けて成形し、つなぎ合わせるように仕上げます。この一手間は、丸みのある美しいフォルムを実現するために欠かせない工程のひとつ。ぬか壺を持ったときに手にすっとおさまる秘密もここにあります。

 

その後、釉薬をかけて焼成の工程へと入っていきます。そして、約1250℃の温度で焼いたぬか壺を窯から出し、ひとつひとつ検品をしてから皆さまへお届けします。

白い斑点

内側の底面に白い斑点が付いていることがありますが、これは釉薬が固まってできた模様です。釉薬の種類や成分にもよりますが、釉薬の多くは高温で焼成するとペンキのようなドロっとした液状になります。

 

窯から出すと冷えて固まりますが、焼成中に流れたり垂れたりした釉薬が底に溜まり、白い斑点模様として現れることがあります。品質には問題ありませんので、安心してお使いください。

ピンホール

ぬか壺の表面に「ピンホール」と呼ばれる小さい穴ができることがあります。ピンホールとは、生薬をかけた際、生地に残ったホコリなどの有機物が焼成後に小さな凹みとなって残る現象です。

 

ピンホールは陶器を作る上では避けて通れないものなので、ぜひ陶器特有の表情として楽しんでいただければと思います。

「ぬか壺」のある生活で、美味しく健康に

今回ご紹介したぬか壺は、野菜のうまみが引き立つように計算されています。日々の食生活に手軽に発酵食品を取り入れたい方にとってもおすすめです。

 

発酵食品は、疲れた体を労わる救世主。発酵食品の力で、健やかな毎日を過ごせる体づくりをはじめませんか。

 

 

〈商品紹介〉

ぬか壺

 

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