明山の古信楽(こしがらき)は、焼きものらしい風合いと、ざらりとした肌合いが特徴です。
甘い和菓子を載せたり、おかずを少しずつ載せてランチプレートとして使ったり。
シーンやお料理を選ぶことなく、自分らしく、自由に使っていただきたいお皿です。
古信楽シリーズをもっと知っていただくために、商品の特性をお伝えします。
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特集
2024年09月13日(金)
明山の古信楽(こしがらき)は、焼きものらしい風合いと、ざらりとした肌合いが特徴です。
甘い和菓子を載せたり、おかずを少しずつ載せてランチプレートとして使ったり。
シーンやお料理を選ぶことなく、自分らしく、自由に使っていただきたいお皿です。
古信楽シリーズをもっと知っていただくために、商品の特性をお伝えします。
「古信楽」とは、信楽の地で鎌倉時代から室町時代にかけて焼かれていた壺や器のこといいます。
その当時、古信楽には、小石交りの山土が使用されていました。明山がつくる古信楽シリーズにもまた、昔ながらの風合いを受け継ぐために、小石の交じる荒土を使っています。
小石は、高温で焼くと膨らんで弾けたり、溶けて丸くなったりするのですが、そのことを陶器用語では「石ハゼ」や「あられ」と呼んでいます。
「石ハゼ」は、土に含まれている長石が焼いているときに爆(は)ぜて、表面に独特な表情が生まれること。古信楽プレートを見てみると、縁が小さく欠けているところがありますね。これが石ハゼです。
石ハゼは、陶器を焼いている過程で生まれる自然現象のひとつです。自然現象なので、たとえ同じ商品であっても、同じかたちのものは一つとして生まれません。その風合いによって食卓にぬくもりを与え、盛り付けるお料理を素敵に演出してくれます。
「あられ」は、陶器の表面に現れる、白いガラス状の粒のこと。信楽の土には、長石が多く含まれています。陶器を窯に入れて焼くときに、窯の中の温度が1250度から1280度になると長石が溶けて白いガラス状の粒になり、陶器の表面に出てきます。
まるで蟹の目玉のように見えることから「蟹の目」とも呼ばれています。石ハゼと同じく自然現象によって生まれるもので、陶器そのものの魅力や個性をより一層引き立てます。
陶器は窯で焼いている間に、性質や見た目がいろいろと変化します。それが陶器の味わいにつながり、使う人の心を和ませてくれたりもします。また、一つとして同じものは生まれず、それぞれに違った表情を楽しませてくれるのも、焼きものならではの魅力です。
古信楽は、焼きものの味わいをたっぷり楽しめるシリーズです。土の素材を感じられる手触りやぬくもりある風合いを、ぜひお手に取ってお楽しみくださいね。