「陶製の容器は、ぬか漬けを作るのに適している」
と、言われていますが実際のところどうなのでしょうか?
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特集
2021年08月05日(木)
「陶製の容器は、ぬか漬けを作るのに適している」
と、言われていますが実際のところどうなのでしょうか?
その昔、明山では将軍や朝廷に献上するための茶壺を作っていました。「信楽焼の茶壺にお茶を入れると長い間湿気を帯びず良い香りが失われない」と評判になり、次々と注文が入るようになったそうです。昔から陶器は保存容器として重宝されていたんですね。
お茶っ葉の風味も損なわないのであれば、ぬか漬けも他の素材の容器で作ったものとは味が違うのでは・・?!と、思った私は食べ比べをしてみることにしました。
使うぬか床は、スーパーで販売されている発酵済みのもの。
ぬか壺とチャック付きポリ袋に分けて入れ、きゅうり、人参、ナス、オクラを投入。
それぞれどんな味になるのでしょうか。
冷蔵庫に入れて丸一日経ったものがこちら。右がぬか壺で漬けたもの、左がジップロックで漬けたもの。右の方がナスがしんなりしている感じですが見た目の違いはほとんどありませんでした。
ぬかを水で洗い流し、切ったものがこちら。きゅうりの断面を見ると右の方が水分が抜けている感じがします。
せっかくなので、一緒に働いているスタッフさんたちと食べ比べ。
「全然違う!」「こっちの方がなんかまろやか!」
「美味しい、止まらへんわ~」
と指差したのはぬか壺で作ったぬか漬けでした。
ぬか壺で作った方はぬかの風味があり、まろやかなんです。野菜の甘味も損なわれていないので味に深みが出ています。本当に美味しくて箸が止まりません!
一方でポリ袋で漬けた方は塩気をガツンと感じる味に仕上がっていました。これはこれで美味しいのですが、野菜本来の味やぬかの風味を味わえるのはぬか壺の方でした。
同じぬか床を使っても容器が違うとこんなに味が違うのか!と驚きでした。
ぬか壺のメリットは、「保温性があるので管理がしやすい」、「食材の風味や質が変わりにくいので、美味しいぬか漬けを作れる」ということ。
チャック付きのポリ袋で作ったぬか漬けと味が違うことにも納得です。
明山のぬか壺は形にもこだわっています。コンパクトで冷蔵庫にも保管でき、女性一人でも扱いやすいサイズ感に仕上げました。
ぬか漬けを始めようと思っている方はもちろん、もう少し本格的にやってみたいという方にもおすすめです。
明山のぬか壺で、ぬか漬け生活楽しんでみてはいかがですか?
※この記事は筆者の感想であり使用状況により違いがある場合もございます。