寒さの厳しい時期になりましたが、みなさまはいかがお過ごしでしょうか。先日直営店に来ていただいたお客様に、「もっと大雪が積もってるのかと思っていました。」と言われました。たしかに信楽は山に囲まれた地域で標高も高く、他府県から見ると大雪が降りそうなイメージを持たれている方も多いのかもしれませんね。でも気温が低いだけで案外雪は少ししか積もらないんです。
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特集
2022年01月22日(土)
寒さの厳しい時期になりましたが、みなさまはいかがお過ごしでしょうか。先日直営店に来ていただいたお客様に、「もっと大雪が積もってるのかと思っていました。」と言われました。たしかに信楽は山に囲まれた地域で標高も高く、他府県から見ると大雪が降りそうなイメージを持たれている方も多いのかもしれませんね。でも気温が低いだけで案外雪は少ししか積もらないんです。
さて、今回はジブリシリーズの製作秘話についてご紹介します。ジブリシリーズは2015年にスタジオジブリの監修のもと、共同開発がスタートしました。第一弾では「となりのトトロ 信楽焼」が作られました。お子様から大人まで、たくさんの人に愛される宮崎駿監督のアニメ映画、となりのトトロに出てくるあの3匹をモチーフにした置物です。
「トトロを信楽焼で作りたい」その言葉から共同製作は始まりました。ポイントとなったのは「信楽焼で」という部分。映画に出てくるトトロをそのままの色で再現すると、せっかくの素材感がなくなってしまう。土っぽさや、あたたかみのある風合いを出すにはどうしたら良いか考え、信楽焼らしさのひとつである「緋色」で表現することにしました。
「緋色」とは、土が焼けることによって赤っぽい色に変化すること。何度も試作を重ねた末、ざらついた土の風合いが活きる信楽焼らしいトトロが仕上がりました。ジブリの世界観を大事にしたいという先方の思いと、信楽焼らしさを守りたいというお互いの思いがあってこそ実現した仕事でした。
「となりのトトロ信楽焼」を発売後から大体1年ごとに、新しいコラボ商品を開発しています。2021年はカオナシのフリーカップが追加されました。この姿を見ると、ご馳走をお腹いっぱいに食べすぎて体が巨大化した時のカオナシを思い出しますよね。シュールな見た目が印象的で、「面白い!」と社内でも話題になりました。